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臨月から実践【ソフロロジー出産】で楽しい、幸せなお産がしたい!

baby

ソフロロジー出産という方法を知っていますか?

1987年にフランスから日本に導入された出産方法で、3つの実践方法があります。

  1. イメージトレーニング
  2. 呼吸法
  3. エクササイズ

これらを行うことで、お母さんが積極的に出産に臨む心と体をつくることができるそうです。

今回は、ソフロロジーの概要をざっくりご紹介し、私が実践し始めたことについてお話したいと思います。※今回は詳しいエクササイズや呼吸法は記載しません。

こんな人におすすめ
  • 妊娠中・妊活中の人
  • ソフロロジー出産が気になっている
  • 幸せなお産がしたい
  • 出産は怖いというイメージがある

Contents

「怖い」より「やっと会える!」と思い過ごす

bedroom

出産時期が近づくにつれ、「怖い」という思いが強くなるお母さんが多いですが、それでは出産時に体も心も緊張してしまいます。

そうではなく赤ちゃんに「やっと会える!」「はやく会いたい!」という気持ちで前向きに出産を考えるのがこのソフロロジー出産の特徴です。

ソフロロジーとは【自律分娩】

自律分娩、つまり、お産のすべてを自分がコントロールする分娩のことです。

出産は助産師さんや医師のサポートが必要になりますが、あくまでも出産の主役は「お母さんと赤ちゃん」です。

なので、

  • どんなお産にしたいか?
  • 産まれたらどんな生活をしたいか?

などを繰り返しイメージしておくことが大切です。

この出産方法の4つのメリット

ポジティブなイメージ

出産のイメージを「ポジティブ」なものにすることができます。

お産は痛いというイメージがありますよね?

その「痛み」にフォーカスするのではなく、陣痛は

赤ちゃんに出逢うために必要な時間でありエネルギーであると受け止められるそうです。

体力の消耗が少ない

お産ではクタクタになるというイメージがありますよね?

それは、お母さんがパニックになってしまうことで、お産がなかなか進まず長時間の分娩になってしまうためです。

それを呼吸法でなるべく体力の消耗を抑えることができます。長く息を吐くことを意識して陣痛の痛みをコントロールします。

「長く息を吐く」ことをしてみてください。意外と難しくないですか?

頭では分かっていても分娩時にだけ意識してできるようになるものではありません。出産前から呼吸法を練習しておくことが大切です。

産まれる赤ちゃんが元気

ソフロロジー出産で産まれた赤ちゃんは元気なピンク色をしているそうです。

陣痛の波に合わせた呼吸法を行い、出産に挑みます。

お母さんがリラックスして呼吸することにより、赤ちゃんにしっかり酸素が届くので元気な赤ちゃんが産まれるということです。

産まれたときに赤ちゃんが元気だとお母さんも安心しますよね。

お母さんと赤ちゃんの絆が強い

イメージトレーニングを通して、出産までに赤ちゃんとの絆を深めることができます。

赤ちゃんを想う気持ちが強くなり、出産後の育児でも母性がしっかりと確立しているという効果があります。

陣痛の波を知って乗り切る方法

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陣痛は赤ちゃんがこの世に誕生したいという【合図】です。お母さんのお腹から出てくる準備を始めるために起こることです。

この痛みは赤ちゃんが生まれてくる「必要なエネルギー」と捉え、「うれしい痛み」と考えることが大切です。

「陣痛は長くても50秒」と知っておく

陣痛には波があります。その痛みが強い時間は「長くても50秒」です。

それを分かっているだけで、陣痛が収まる【休息】に備えて頑張ることができるわけです。

頭のなかで、1〜10を数えてみるのもいいかもしれません。50秒を数えるのは大変でも、10ずつのカウントなら数回すると波は収まり、強い痛みを耐えやすくなります。

その50秒の間は、呼吸法によって痛みを乗り切ります。

痛みの少ない「間歇(かんけつ)期」は1〜2分ある

逆に、陣痛と陣痛の間【間歇期】は短くても1〜2分あります。その間にお母さんが十分に休憩して酸素を赤ちゃんに送ることが大切です。

この間に、水分補給をしたり、眠れるなら眠っても問題ないそうです。リラックスできる方法を用意しておいたり、赤ちゃんが産まれたときに抱っこしているイメージを思いうかべたりして過ごします。

そしてしっかり休み、次の陣痛の波に備えます。

出産を怖がらないために実践すること【自己流】

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これ以下は、ソフロロジー出産を勉強して、自分なりに実践し始めたことです。

出産レポを見すぎない

私は妊娠したころから、いろんな方の出産レポートを読み漁りました。

その中には、「叫びまくった」「気絶しそうになった」などの文字が。

そんなものばかり見ていると、だんだんと出産のイメージは悪くなり「怖い」という気持ちが大きくなってしまいました。

しかし、ソフロロジー式出産を知り、出産はポジティブなものだと考えるようになってから、出産レポは見なくなりました。

お産がどのように進むかを知っておいてイメージしておくことは大切ですが、いろんな体験を見すぎてネガティブになってしまうのはもったいないです。

お産は一人ひとり違うもの。自分らしく「楽しく、幸せなお産にしよう!」という意識を持って過ごします。

ネガティブな言葉は使わない

  • 〇〇しないといけない
  • 〇〇だったらどうしよう
  • 〇〇しておけばよかった

というようなネガティブ発言は言わない・思わないようにしようと決めました。

例えば、「しんどくても頑張らないといけない」とか言ったり思ったりすること。

こういう言葉を使うと、無意識のうちにお母さんは自分を追い込んでしまうそうです。

お腹の中で赤ちゃんを育てているお母さんはそれだけで立派であり十分頑張っているのです。

なので、ネガティブなワードは使わずもっとラクに考えて過ごすことにしました。

私のイメージトレーニング

陣痛が始まる前から、いろんなイメージトレーニングしておくことにしました。

これを、陣痛がおさまっている間歇期(リラックス時)に思い浮かべたいと思います。

  • 産まれたあと、お腹の上に赤ちゃんを乗せてもらっているところ
  • 産まれたあと、夫と3ショットを撮っているところ
  • 初めて授乳するときのこと
  • お祝い御膳(病院で出る食事)を食べているイメージ(笑)
  • 退院のとき、おくるみにくるまれている赤ちゃんのイメージ
  • 自宅のリビングのラグでおむつを替えてあげてる夫
  • ソファに座って授乳しているところ
  • 沐浴をしているところ
  • 産まれてから家族にテレビ電話している様子 など

基本的に、赤ちゃんが産まれたらどんな生活をしているか、幸せそうな自分と家族の様子をイメージしておきます。

私のマインドコントロール

私が考えているいくつかのマインドコントロールを紹介したいと思います!

  • 出産は赤ちゃんとお母さんの初めての「共同作業」
  • この子に酸素を届けられるのは私しかいない
  • 陣痛が強いとき=赤ちゃんが「産まれたい!」と思っている
  • お母さんの痛みより赤ちゃんが感じる痛みの方が大きいので、しっかり応援して褒めてあげる「上手!」「えらいね!」
  • お母さんの応援は赤ちゃんに届く!
  • お産は10ヶ月経ってやっと会えるご褒美

これらのことを自分に言い聞かせて、出産までの時間を過ごしていきます。

さいごに

あと少しの妊娠生活、お腹の赤ちゃんとの特別な時間を思い切り楽しんで過ごしていこうと思います!

私の場合は、ソフロロジー出産を知ったのが妊娠後期に入ってからでした。具体的なエクササイズはしておらず、「考え方」を取り入れただけです。

もっと早く知っておけばいろいろとできたことはあったのですが、仕方ありません。いやむしろ産むまでに知れて良かった!と思っています。

初期のころから実践できることもあるので、妊娠中の方はぜひ実践してみてください。

 

今回参考にした書籍はコチラです

ソフロロジー出産 痛みが少なく赤ちゃんにもママにも優しい[本/雑誌] / 森本紀/著

ソフロロジー出産が気になっているという方の参考になれば嬉しく思います♪