コンタクトをお使いの方、毎日使うカバンの中に、予備のメガネは入っていますか?
コンタクトしているのに、予備のメガネなんて必要ない!と考えていませんか?
- 視力が悪い
- コンタクトを使用している
- 予備メガネを用意していない
- 防災用のコンタクトの備え方が知りたい
Contents
災害時に困るコンタクト問題
見えないことってすごく危険です
私は視力0.1以下で普段コンタクトを使用しています。
同じくらい視力の低い方なら共感していただけるかと思いますが、コンタクトを外した瞬間から、ほぼ何も見えなくなりませんか?
私は、メガネなし、コンタクトナシでは怖すぎて絶対に外出できません。
ソフトレンズ
ソフトレンズは、素材が柔らかく、扱いやすいので使っている人も多いのではないでしょうか?最近では、酸素透過性の高いレンズも多く売られていますよね。
ソフトレンズは目にゴミが入っても痛みを感じにくいですが、それは痛みに「気づいていない」だけで目は傷ついています。
ダメージを受けていることに気づかず、時間が経過してしまい、どんどん目に負担をかけてしまう恐れもあるのです。
ハードレンズ
ハードレンズの最大のメリットは目の水分を奪うことがないため乾きにくいというところですよね。スポーツなどをするときは、コンタクトが動いてしまい、不自由に感じるかもしれません。何か衝撃が加わるとポロっととれてしまうこともあります。
ソフトレンズと比べて異物があるとすぐに分かるので、目の異常に気づきやすくなります。
ケア用品が必要
ソフトも、ハードも、ケア用品が必要です。ケアを怠ると、目を傷つけてしまい、視力も低下します。
ケア用品がないからと、水などで洗っていませんか?それならすぐにでもやめるべきです。
そして使用期限を過ぎてコンタクトをつけている方がいますが、それも危険です。私の友人は、大幅に使用期限が過ぎたコンタクトを使用し、目が急に腫れ、眼科でひどく怒られた言います。
1day用なら1日。2weekなら2週間。きっちり期限を守りましょう。
もし何時間も身動きがとれない場所にいたら?
電車の中にいたら…
災害が起きて、電車などの密室に閉じ込められた場合、何時間もコンタクトをつけたまま過ごすかもしれません。
例えば、朝出かける前(7時ごろ)に装着し、夜の仕事終わりの電車の中(7時ごろ)で災害にあった場合、そこから何時間もコンタクトをつけたままの状態になります。
電車でなくても、地下やオフィスなどで長時間過ごすことになると乾燥などにより目に負担がかかってしまいます。
装着時間は目安でしかない
一般的なコンタクトレンズの使用時間の目安は12時間〜16時間ですが、そのときの個人のそのときの目の状態によって異なります。ドライアイの人や、目のトラブルを抱えている人は装着時間が短いほうがいいです。
使用時間12〜16時間というのは、あくまでも目安でしかありません。
予備のメガネを準備する
なぜ必要なのか?
なぜ予備のメガネが必要なのかというと、
緊急時に、コンタクトが取れたり取らなければならなくなっても「見えない」という状況を防ぐためです。
コンタクトを使用されている方の大半は、メガネを家に置いていると思います。持ち歩いていないため、今つけているコンタクトが外れてしまうもしくは外してしまうと、周りのものがハッキリと見えない状況に陥ってしまいますよね。
災害時に周りが見えない状態で過ごすのはとても危険です。
カバンに入れておく
出かけるときは、いつもカバンの中にメガネを入れておきましょう。当たり前ですがきちんと度が合っているものを用意しましょう。
定期的に視力検査を受け、視力の低下があった場合は買い換えることも大切です。せっかくメガネを用意しても、見えなければ意味がありません。
メガネケースとメガネ拭きも
メガネだけを持ち歩くのは、危険です。最近では柔らかい素材のケースも売られていますが、できればハードタイプの衝撃に強いメガネケースに入れるようにしてください。
メガネ拭きも一緒に入れておき、メガネが砂埃や指紋で汚れたときは拭けるようにしておきます。
予備のコンタクトを準備する
コンタクトも予備を入れておくと安心
水が使えて、手が洗える状況ならば、コンタクトを替えることができます。
できれば緊急予備用として用意しておくのは1dayタイプのコンタクトがオススメです。1dayタイプのコンタクトを数枚(4〜6枚)ポーチに入れておくといざというときに役に立ちます。
一緒にストックしておくもの
コンタクトが捨てられないというときのために、洗浄液とレンズケース、目薬を予備で入れておくと便利です。
旅行用の小さなサイズのもので、未開封のものを準備しておきましょう。
洗浄液や目薬は使用期限があるので、注意が必要です。期限が切れる前に使用し、新しいものを買っておきましょう。
まとめ
いざというときのために、メガネの予備を用意している人は意外と少ないです。
しかし、何度も言いますが目の悪い人にとって「非常時に見えなくなる」ということはとっても危険です。
防災リュックをつくるときも、どうしても緊急性の高いものを優先的に考えてしまいますがこれを機会に、予備のメガネを追加してみてくださいね。