今回は、アルファ米で有名な「尾西食品」さんの
「山菜おこわ」「エビピラフ」のレビューをお伝えしたいと思います!
また私が実践している「アルファ米を美味しくつくるポイント」も紹介します!
- 非常時に美味しいアルファ米を食べたい
- 水だけでも美味しく食べられるのか知りたい
- アルファ米をおいしく食べるコツを知りたい
- 買う前にどんな味か知りたい
Contents
アルファ米について
アルファ米とは、乾燥処理をした乾燥米飯のこと。(つまり、一度炊いてから、乾燥させて作っています)
火を使わなくても、水やお湯を注ぐと食べられる状態に戻ります。コンパクトで運びやすいため、登山用や宇宙食にも使われています。特に、気圧の低い山を登る高地登山者に人気で、普通にご飯を炊くよりも柔らかいご飯が炊ける必須アイテムとなっているそうです。
保存性に優れており、常温で5年くらいもちます。
尾西食品の他にも、サタケ、ヤギショーなどでもアルファ米が販売されています。
尾西の「山菜おこわ」レビュー
アレルギー物質27品目不使用
アルファ米食品の中でも、この「山菜おこわ」はアレルギー物質27品目を使用せずに作られています。
27品目とは
えび、かに、小麦、そば、卵、乳成分、落花生、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
尾西のアルファ米では、
- 白米
- わかめごはん
- 田舎ごはん
- 赤飯
- 山菜おこわ
- 白がゆ
- 梅がゆ
が27品目不使用の商品として販売されています。
袋の表に大きく「27品目不使用」と書かれていて、裏にはその27品目の内容が書かれているので、安心して選ぶことができます。
水だけでつくってみました
本当はお湯でつくったら、早くできるし、温かいものが食べられるのですが…
非常時にはお湯がないことも有り得るので、今回は水で挑戦しました!
水でつくってみてイマイチだったら、この商品はもう買わない!と強気で挑みます。
食べ方
- 開封して、脱酸素剤・スプーン・調味粉末を取り出す
- 袋の底を広げる
- 調味粉末を入れる
- 水を注水線まで注ぐ
- よくかき混ぜる
- チャックを閉めて60分待つ(お湯の場合は15分)
とっても簡単です。
チャックがあいていることがあります。開封前にしっかりチャックを閉じ、米を下に寄せてから開けてください。
他のアルファ米食品と違うなと思った点は、
「袋の底がよく広がるということ」です。水を入れてもしっかりと自立してくれるので、かき混ぜやすいと感じました。
そして今回は水のみでつくってみようと思い、タイマーをセット。
60分待ちました。
見た目と味は?
60分経って、袋をあけてみました!
パラパラのお米だったのが、しっかりとふくらんでいます。
そしてお味は…水で作ったので冷たいのですが、美味しい!
そしてしっかりとお米の食感があります。(形がしっかりしているのがわかりますか?)
以前、違うアルファ米食品を試したとき、やわらかすぎておいしくなかったのですが、これはおにぎりとしても握れそう。
量は、しっかり茶碗一杯といった感じです。お子さんには少し多いかな?ちゃんと腹持ちもしそうです。
具は、パッケージの写真ほどたくさん入っていませんでしたが、わらび、ふきはしっかり入っていました。
冷たいけれど、お米はもっちり。味も薄味ですが、おかずがなくてもこれだけで美味しかったです!
尾西の「エビピラフ」レビュー
食べ方
- 開封して、脱酸素剤・スプーン・調味粉末を取り出す
- 袋の底を広げる
- 調味粉末を入れる
- お湯を注水線まで注ぐ
- よくかき混ぜる
- チャックを閉めて15分待つ(水の場合は60分)
先程と手順は同じですが、今回は熱湯を使います。
※やけどに注意してください
この脱酸素剤は下の方に沈んでいるので、出し忘れに注意してくださいね。
すごいコーンとエビ入ってる…!
そして、熱湯を線まで入れて15分待ちました。
見た目と味は?
見た目は、先程の「山菜おこわ」と同じ感じですが、食べてみると…
「お湯でつくったほうがお米がふっくらした…?」という感じです。
味は、「山菜おこわ」に比べると、「エビピラフ」のほうが濃い味ですが美味しいです。コーンの甘みも感じられます。エビくささみたいなものは全くありません。
にんじんの味が少し強めな気もしますが、ご飯と一緒に食べればあまり気になりません。
乾燥状態のエビはしっかりしていたけど、出来あがったエビちゃんは、こじんまり(笑)
だいぶ可愛いサイズですが、美味しいです。そしてパッケージに写っているほど、エビは多く入っていません。(コーンと人参は結構はいっていた)
アルファ米を食べるときのポイント
私がアルファ米を食べるときに気をつけているポイントをご紹介します!
美味しくつくるポイント
- 袋の底をしっかり広げる
- 調味粉末を入れて、お湯(水)を入れる前にもかき混ぜておく
- お湯(水)を入れたら、底からしっかりかき混ぜる
- 時間は少し長めにするとより美味しいかも
- チャックを閉じる前に袋の中の空気は少し抜く
これらの点に注意すると、美味しくできることが多いです。(基本手順はパッケージに書かれていることに従います)
災害時に食事が美味しいかどうかはとても大切なことなので、日頃から非常食の味に慣れ親しんでおいて、作り方もマスターしておくのが一番いいと思います。
まとめ
アルファ米の非常食は保存できる期間が長いので、つい買ってそのままということになりがちですが、私は気になるものがあれば一度食べてみて、美味しければ保存用にまた買い足すようにしています。その方が気持ち的にも安心ですよね。
今回は、尾西食品株式会社さんの「山菜おこわ」と「エビピラフ」のレビューをお伝えしました。
アルファ米といえば「尾西」と言われるだけのことはあって、どちらも美味しくいただくことができました!
同じアルファ米でも、メーカーによっては「表示どおりに作ったのにイマイチ」「美味しくない」ということがよくあります。自分の口に合うかどうか、つくりやすいかどうかなどを試しておくことが非常時の備えとして重要です。
アルファ米の中でも尾西さんのものは特にオススメなので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪